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STAFF

藤本 佳奈子

スタイリスト事務所にも所属しながら、
フリーランススタッフとして
働いています。

ドレスコーディネーターの経験を十年以上積んで転職してきた藤本さん。正社員勤務をしたのち、現在はフリーランススタッフとして所属しています。というのも藤本さんはスタイリストになるという夢を叶えるためスタイリスト事務所にも所属し、アシスタントとして活動。ダブルワークのスタイルをとっています。花嫁衣装を扱うのはとても楽しかった藤本さんですが、もっと広い世界を見たいと思い代表に話したところ、今の働き方になりました。

スタイリストの仕事で学んでいることが、
atelier MUKUの衣裳合せに生きています。

週に数日の店舗勤務では、衣裳合せや着付け、ロケ地へのアテンドなどを行い、スタイリストの仕事ではおもにTVの情報番組に出演するタレントさんのスタイリングに携わっています。「当日のニュースをチェックすることからはじまります」と藤本さん。おめでたい話題が多い日は華やかな衣裳、シビアな内容の日は落ち着いた衣裳など、ニュースに合わせてスピード感を持って衣裳を決めていきます。「花嫁さまの衣裳合せも限られた時間のなかで、限られた情報を拾いながら、好みに合うコーディネートするという点で似ていますね」。また「おなじタレントさんでも出演する番組やロケ地、コンセプトによって衣裳を変えるように、花嫁さまへの提案もロケ地によって変えることがあります。たとえば、このお寺なら背景に色がたくさん入ってくるからお着物は派手なくらいが映えますよ、とか。お衣裳は全体を構成するひとつの要素だという見方ができるようになったのも、TPOをつねに考えているスタイリストの仕事から学ばせていただきました」。

陰の努力も人一倍。
厳しい花嫁着付けは
合格してからがスタートでした。

このような働き方が認められたのも、藤本さんの普段からの真摯な姿勢があったからこそでした。心を込めた接客をするのはもちろん、陰の努力も人一倍です。たとえば、花嫁着付けの資格を取得したこともそのひとつ。通常業務をこなしながら講習を受講したその期間中、休憩時間や業務後に自主練をしたり、通勤時間に動画を見たりし、時間が少しあれば勉強しました。「もう何年も実践を積んでいるけれど、つねに『この人だったらこうした方がきれいに見えるかな』とか『衿の角度やボリュームはこうした方がいいな』と熟考しながら着付けています。おひとりずつ背の高さや骨格が違うし、着物は自由度が高くて正解がないので、毎回初心者の気持ちです」。そして「手順を覚えて終わりじゃなく、覚えてからがスタートだなとつくづく思っています」と、着物に向き合う真剣さが伝わってきました。

その人にふさわしい経験を
与えてくれる会社だと思います。

スタイリストの仕事とatelier MUKUの仕事の通ずるところは「一生に一度のウェディングの緊張感と生放送番組の緊張感、それから新郎新婦さんへの気づかいとタレントさんへの立ち回りです」と藤本さん。「と言っても結局は、人と人ですよね。タレントさんだからとか、花嫁さまだからでなく、人を大切に思っていたら自然と立ち回りやセレクトの仕方に心がこもってくると思っています」と、人生観そのものを教えてくれました。また「この会社は『こういうことがしたい』という思いがはっきりある人にとっては、とてもおもしろいと思います。atelier MUKUのヴィジュアル撮影でコーディネートを任せていただいたのですが、それは代表が私の夢を理解してくださっていたからです。一人ひとりを見て、ふさわしい機会を与えてくださる会社、成長できる会社だと思います」。

STAFF

  • 宮下 彩花

    私が入社したころは、
    アトリエ系のドレスショップでした。

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  • 辰野 眞美

    かわいい!と思ったのがきっかけ。入社と引越しを決めました。

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  • 山口 渚

    ドレスを選ぶのはもちろん、撮影本番に立ち合えるのは、充実感たっぷり。

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